- 「ビールをすすめられる機会は多いけど、苦くて飲めない。正直困ってる」
- 「ビールは苦い。ただそれだけ。こんな私でも、CMでタレントさんが飲んでるように、美味しく飲めるようになるのかなぁ?」
- 「お中元でビールいっぱい来た」
人それぞれ、理由は色々あるけど
「ビールを飲めるようになれるんなら、美味しく飲んでみたい」
って人は、結構多いんじゃないでしょうか?
今日は実際に僕が「ビールまずにが問題」を乗り越えられた方法をご紹介します。
これは、僕がまだ15歳の頃に、23歳のオトナから聞いた方法です。
(試したのは成人してからだよ)(23って、今思えば若造だよね)
すっごい簡単で、効果てきめんなんで、試してみてください。
では、解説いってみよーっ!!
その方法とは?
です。
簡単。簡単この上ない。
これだけだと不親切なんで、具体的にシチュエーションをご用意しました。
引き続きお楽しみください。
どうぞっ!
想像してください。
(なぜ、俺は走っているのか…)
何度もこのフレーズが頭の中で鳴り響く。
一歩、また一歩と足を前に出す。
そんな僕の感情を占めるもの。
それはもちろん「後悔」だ。
ちょっと涼しくなってきて、「体動かしたいなー」って思ったからって、いきなりジョギングを始めたのは間違いだった。
なまじ真面目な性格だから、走り出したからって、簡単に途中で止めるのも嫌だった。
ここまでのがんばりが、リセットされるような
ここで立ち止まるのも悔しい。
玄関を開けると、室内は少し暑かった。
締め切って風も通らないから、ムリもない。
喉は渇き、疲れて果てて体を床に投げ出す。
「あちぃー…」
頭、額、背中。
汗は全身から絶え間なくにじみ出て、体から水分を絞り出していく。
(人間って、たしか体の70%が水分だったよな。60?わからんけど。あーどんどん人間味がなくなっていくー)
ダメだ。頭がボーっとする。
意識が朦朧としてきた。
やっとの思いで立ち上がり、その足でヨロヨロと歩み寄る。
冷蔵庫だ。
もたれるように壁に体重をあずけながら、疲れて重たくなったそのドアを開ける。
一番奥。
出発前に冷やしておいたものがある。
今となっては、コレのために走り抜いたようなものだ。
(これを飲みながら、しばらくはぼーっとしよう)
僕はやった。やり切った。
まだ夜じゃないけど、今日は「がんばった日」と言っていいんじゃないだろうか。
少しは自分をほめてもいいんじゃないらどうか。
そんなことを考えると、口元が緩んでくる。
たったひとつの飲み物で、こんなにも心が躍るなんて。
自分の幸せの小ささがバカバカしくなって、さらに笑えてきた。
思えばこんな風に笑えたのは久しぶりかもしれない。
ここのところずっと仕事で…いや、今日は、今は考えるのはよそう。
飲もう!!
しばらくは何もかも忘れよう!
そして、ガキンガキンに冷えたその缶を手に取る。
やったーよく冷えたポカリスエットかコーラかお茶か水だー!
ここでビール!!!!
すかさず解説
いやわかるよ?わかるわかる。
「なんでこの状況で、嫌いな不味いもん飲まなあかんねん」
と、思うその気持ち。わかるよ。
でも騙されたと思って!
1回やったら、ビールの苦手意識は消えるから!!
「空腹は最高の調味料」なんていうけど、
「渇きは最高の調味料」です。飲み物の場合は。
それはもう「不味い」を「美味い」に変えちゃうレベル。
お酒弱い人は、一気にゴクゴク飲み過ぎないように!
あとでしんどくなるよ。
ビールは全部同じ味じゃない
苦手な人って「ビール」ってひとくくりにするけど、商品によって味はかなり違います。
僕は最初、「ハイネケン」というオランダのビールしか飲めませんでした。
海外のビールは、全体的に甘口でフルーティなものが多いんで、ジュースキッズな大人は、その辺から入るといいですよ。
「エールビール」なんて書かれてるやつも同様です。
と、次にオススメなのはちょっと高いやつ。
値段が高いのには理由がある。
高いお肉が美味しいように、高いお酒もまた、美味しくて飲みやすいのです。
僕は「プレミアムモルツ」が好きですけど、他にも「エビス」なんかも有名ですね。
- 「フルーティーなお酒なら飲める」
- 「ジュースが大好きだ」
- 「うるせぇなぁ誰だお前。はやくジュースを飲ませろ」
って人は、冷蔵庫の奥にこういうのを入れて、さぁ!走り出せっ!!渇きに向かって!
ビアカクテルは別物
今回記事を書くにあたって、ネットで色々見てたら、
- シャンディガフ(ビール+ジンジャーエール)
- レッドアイ(ビール+レッドアイ)
といったいわゆるビアカクテルから始めよう!
って言ってる人がけっこういたんですけど。
正直アレはビールとは別もんだと思う。
いや美味しいけど。
ジュースの甘みが強いんで、アレから入ってもビールは飲めるようにならないと思う。
やっぱり、走って渇かすしかないよねっ!!
まとめ
別に、「飲めんといかん」ってワケじゃないんですけど。
空気的に、ビール「飲まんといかん」ときって、あるじゃないですか?いやだけど。
飲み会でたっくさーん人がいて、えっらーい人が、でっかーい声で「生の人ぉ〜!」って聞いてきて、店員さんが人数数え始めてて、手元にメニューがないときとか。
苦手を減らすと、不幸も減りますよ。
おまけのひとこと
